第二次世界大戦はヴェステルプラッテ(ポーランド)から

ポーランドの歴史でだれもが深い思い入れを持っている場所と年月日のひとつがヴェステルプラッテの1939年9月1日です。この日はヨーロッパから始まり、世界を巻き込んだ第二次世界大戦が勃発した日とされているからです。その発端となったのは、ドイツの戦艦シュレスヴィヒ・ホルシュタインがグダンスクの北部にあるヴェステルプラッテに奇襲攻撃を仕掛けたことでした。当時、ここを守っていたのは約200名のポーランド軍守備隊で、兵力にして13倍というドイツ軍の攻撃に陥落は早いと考えられていました。
しかし、守備隊は劣勢にもかかわらず最後まで徹底抗戦して1週間持ちこたえ、この戦いでは両軍ともに多くの尊い命が犠牲にりました。ヴェステルプラッテは、二度と戦争が起きない事を祈念する思いが満ちる特別な場所。ここで、今日は79年目の式典が行われています。

グダンスクに2泊以上するのであれば、ぜひ訪れる価値のある場所です。敷地内では激しい攻撃を受けた建物の内部を見学することもできます。おそらく建物の損傷具合や経年劣化を考えて、自由に見学できる時間にも限りがあるのではないかと感じます。
日本に住む私たちの周りには、今は紛争や戦争などがなく、どこか遠い異国の問題か歴史の出来事ととらえがちですが、美しい街並みで終わる旅行ではなく、こういった場所を訪れ、今一度、私たちが偶然存在できている平安な時代に感謝し、この平和をどうすれば保てるのかを改まった気持ちで考えてみることをぜひおすすめします。

[行き方]

グダンスク中心部106番が直通。運行は土日祝1時間に1便。
平日はグダンスク中央駅から市電の8番または13番で5つ目のAkademia Muzycznaで下車。バス106番に乗換えます。
詳しい時刻表→http://www.ztm.gda.pl/
トラムとバスの番号があり、8、13、106を選びクリックすると、バス停が表示されます。バス停をクリックするとそこの時刻表が表示されます。>