特別展「ショパンのピアノたち」ワルシャワで 3/18-4/8

国立ショパンインスティチュートにはショパンが好んだピアノ製作所が製造した楽器のコレクションがあり、これらの19世紀のピリオド楽器はショパンの生誕記念コンサートや『ショパンとそのヨーロッパ音楽祭』で使用されています。今年はこれらのレトロなピアノが主役になる第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールも2018年9月2日~14日に開催される予定で、出演者はプレイエル(仏)、エラール(仏)、ブロードウッド(英)、グラーフ(墺、複製)から演奏に使用するピアノを選べることになっています。
ピアノのコレクションはほとんどが19世紀前半のもので、保存状況がよく、オリジナルに極めて近いものが選ばれています。今年はこのコレクションにショパンがワルシャワ時代に弾いていたブーフホルツ社のピアノ(複製)が加わりました。
ブーフホルツは評判のよいピアノ製作所であり、ここのピアノはショパン家にもありました。しかし、製作からすでに2世紀近く経った今日、コンサートホールでの使用に耐え得る保管状態のよい楽器はなかなか見つからず、今回のピアノはウクライナで見つかったものをオーバーホールをしたもの。この作業を担当したのはチェコ在住のカナダ人でのポール・マクナルティ氏でした。アンティークピアノ再生マイスターのマクナルティ氏はショパンの演奏法を細かく分析しブーフホルツから200年前の「音」を引き出したのです。
この復刻版ブーフホルツのピアノは、ショパンがピアノ協奏曲ヘ短調を初めて演奏した3月17日を記念して明日テアトル・ヴィエルキでのコンサートに初登場の予定です。またテアトル・ヴィエルキでは「ショパンのピアノたち」という特別展が3月18日から4月8日まで開催され、ショパンにゆかりがあるプレイエル、エラール、ブロードウッド、グラーフなどのピアノが展示されることになっています。

特別展「ショパンのピアノたち」Fortepiany Chopina

主催 国立ショパンインスティチュート
国立大劇場 Teatr Wielkis – 国立オペラ劇場

期間
2018年3月18日~4月8日 火曜日~日曜日11.00–19.30

場所
テアトル・ヴィエルキ, Sale Redutowe
入場無料