華やかなウォヴィチの伝統衣装とフラワーロードが魅力のウツキェ県

こちらは聖体節のお祝いの子ども用のコスチュームです。fot. Pracownia stroju łowickiego

 カトリック教会の聖体節(2018年は5月31日、2019年は6月20日)のお祝いでよく知られているのはワルシャワから電車で1時間半弱のウォヴィチ(Łowicz)です。この日に地元の人達が色鮮やかな伝統衣装を着て、教会から厳かに行列を作って歩くプロセッション(行列行進)は有名です。色とりどりの厚地のウールのスカートにブラウスの華やかな刺繍はとてもInsta映えします。

ウールの衣装はずっしり感がすごい

 

このウォヴィチの伝統衣装を自分のサイズでオーダーできます。
次のような手順ですが、もっと詳しく知りたい方はお問合せください。
事前に日本で自己採寸(ポーランドに行く1~2か月前)→注文→仕上げ→ワルシャワのホテルなどピックアップご希望の場所に宅配or郵便小包でお届けして、ご自身で日本へお持ち帰りという手順です。ブラウスからベスト、スカートまでフルセットをすべてハンドメイドで仕立てます。
写真と情報提供: Pracownia stroju łowickiego 

ウォヴィチの伝統工芸といえば刺繍の他に切り絵がとても有名ですが、昔はなんと羊の毛を刈る握りばさみを使って作っていたのだそうですから驚き!伝統工芸や衣装、歴史などについて知りたければウォヴィチ博物館Muzeum w Łowiczuにぜひ足を運んでみてくださいね。博物館の場所は広場に面しているのですぐにわかります。

ウォヴィチ博物館 Muzeum w Łowiczu
住所:Stary Rynek 5/7, 99-400 Łowicz
tel. 046/837-39-28
fax 046/837-36-63
休館日:月曜日、祝祭日
開館時間: 10:00 – 16:00

入館料:
大人 7PLN 学生など割引対象者 4PLN
ガイド 60PLN
敷地内古民家園 4PLN
マウジツェ古民家博物館 skansen w Maurzycach  5PLN

 

ウォヴィチ博物館
家屋の内部を再現したもの
歴史的な衣装
パヨンクとよばれる天井飾り
家屋の構造がわかるミニチュア
ウォヴィチの伝統工芸品は切り紙細工。すべて手作りで一枚ずつはさみで丁寧に切り抜いてゆきます。

近くのマウジツェMaurzyceにもオープンエアの博物館があり、夏のシーズン中は伝統工芸のワークショップも開催しています。旅行会社からのグループだとウォヴィチの伝統的な結婚式と祝宴(模擬)をアレンジしてもらうことができます。オンリーワンの商品づくりには最高の素材!実際の披露宴は果てしなく長く続くのですが、模擬なので園内の建物のなかで美しい衣装を身につけた若い方たちの歌と踊りに手作りの料理やウォッカというおもてなしをご体験いただけます。

ウォヴィチへのアクセス:
ワルシャワ中央駅から電車で1時間20分ほど。路線検索はwww.e-podroznik.plでできます。


ウォヴィチと同じウツキェ県内でさらに西に行ったところにあるスピチミェシュ(Spycimierz)も「聖体節」には伝統行事が行われます。
ここは細かな花びらを寄せ集めて作る全長2キロメートルもある「フラワーロード」で知られています。住民が一つずつ手作業で作りあげる花道が作られるようになったのはナポレオン時代のこと。フランス軍のロシア遠征でナポレオンが軍を率いてこの村を通るという噂が伝わり、スピチミエシュの村民たちは歓迎の印に花道を作ろうと考えたのがこの行事の始まりになりました。ただナポレオンは実際は別ルートでモスクワに向かい、スピチミエシュは通らなかったそうです。スピチミェシュ(Spycimierz)はウッチ(Łódź)の北西方向にあり、世界遺産の中世都市トルン(Toruń)と黒いマドンナで知られるチェンストホーヴァ(Częstochowa)の間に位置しています。

【聖体節について】ポーランド政府観光局公式サイトより
「最後の晩餐」で、イエスは「パンは私の体、ワインは私の血と思って喫しなさい」と弟子にパンと赤ワインを少しづつ与えました。これにちなんでイエス・キリストと一致し、霊魂の糧とするためにパンとワインを与える儀式をイエスの体「聖体」の拝領としています。聖体拝領自体は日常的にも行われていますが、特に意義を強調するために1264年に教皇庁が聖体節を制定しました。
復活祭から50日目の日曜日(聖霊降臨日)の次の木曜日と定められており、復活祭が移動祝日(春分後の初満月後の日曜)のため合わせて毎年移動します。ポーランドでは満9才で聖体拝領ができるようになります。この時期に女の子は白いドレス、男の子はダーク・スーツを着て初めて拝領を受けに教会に行くので、小淑女、小紳士をあちこちで見かけます。ご両親もフォーマルな服装で同伴されているので日本の七五三を思い出させてくれます。

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